GSマーケティング情報

最近の食料品の値上げ等により、行き慣れた「いつものお店」ではなく新しいお店を見る機会が増えました。

それに加えて、競合店出店で売上が伸び悩んでいる企業様も少なくないのではないでしょうか。

今回は、K社I店で競合店出店の事後対策として実施した、足元地区会員限定のパスポート（定期券）企画をご紹介いたします。

本企画実施の背景には限られたポイント予算があり、追加できる企画は1本が限界でした。

I店は競合店の出店以降、足元地区を中心に売上が減少。

ポイント企画は様々行っていましたが、今回はターゲットを絞り、コストを抑えた長期間使用できる定期券で売上の回復を図ることとなりました。

【実施内容】

・*対象会員に対し、期間中来店1回目に定期券（プリンター）発行

・1ヶ月の利用期間中、税抜き1,000円以上で何度でも利用可能

■*対象会員の選定方法

足元商圏内に絞った対象を「中・上位会員」と「下位会員」の2グループに分ける。

・世帯買上額が高く、ポイントが貯まりやすい中・上位会員には7ポイント定期券を発行

・世帯買上額が低く、ポイントが貯まりにくい下位会員には30円引き定期券を発行

中・上位会員に発行した7ポイント定期券の結果としては、平均来店回数が101%、会員売上が103%でした。

そして、下位会員に発行した30円引き定期券は、平均来店回数が112%（3.59回→4.03回）と大幅に増加した結果、会員売上が124%となりました。

2種類の定期券の月間売上に対しての貢献度は1.1%、効果倍率は12.9倍です。

商圏対策は、今回ご紹介した事例のほかにも実施しております。

・【再稼働数17.2％増加】稼動会員減少地区へのDM配布で休眠会員対策 | GSマーケティング情報｜グリーンスタンプ株式会社 (greenstamp.co.jp)

ご興味があれば、お気軽にグリーンスタンプへご相談ください。