【歳末にかけて売上を確保!】おせち商戦の戦い方
おせち商戦を振り返る
記事「【イベントにちなんで認知度アップ!】ハロウィンぬりえイベント企画」で、秋からは「売る」ことに注力し歳末の土台を築く必要があると述べました。そこで今回はコロナ禍以降のおせち商戦を振り返りつつ、今年の販促や売り場づくりのポイントをご紹介いたします。ぜひご参考までにお読みください。
おせち材料を購入する若年層が増加?
2020年12月の「おせち材料」の年代別売上前年比(※A社データ)を見ると、50代以下の若年層の売上が前年比120%台と大きく伸長しています。購入ID数が増加したことで売上が伸びているため、コロナ禍による帰省控えでおせち料理の手作りにチャレンジした若年層が増加したのではないかと考えられます。
今年はコロナ禍3年目で行動制限なども緩和していますが、おうち時間や機会さえあれば若年層も手作りをする見込みがあります。売り場で作り方の紹介やメニュー提案を行うことで、再び若年層がおせち材料を購入するチャンスはあるのではないでしょうか。
おせち商戦の早期化・多様化
◆おせち商戦の早期化
スーパーマーケットや百貨店、レストランなど多くの業界がおせち商戦に参入している中、予約時期の早期化が見られています。従来では9月に予約受付がスタートしていましたが、昨年や今年は早いところで8月下旬から予約を承っており、年々早期化しています。早期予約特典も割引やポイント付与だけでなく、おまけ商品やノベルティのプレゼントなど多様化しています。
◆おせちの多様化
コロナ禍によって旅行・帰省控えが起こり、おせちに対するニーズがより多様化しています。旅行や帰省の代わりにおうちで贅沢を楽しむ高価格帯のおせちや、コロナ禍で客数が減少していたレストランとコラボしたおせちが見られました。また、自分の食べたいものを選べる1,2人用おせちなど、多様化するニーズに合ったおせちを各社で展開していました。
このように昨今のおせち商戦は非常に複雑になっており、トレンドやニーズを素早く把握し取り入れていく必要があります。グリーンスタンプ社では、おせち予約企画のご提案やサポートスタッフによる売り場づくりサポートなども行っております。ぜひ歳末にかけてご検討されている方はお気軽にグリーンスタンプまでご相談ください。