事例紹介

全体公開

競合対策マスタープラン ~マーケティング事例研究会テキスト 抜粋

競合出店対策は遅くとも半年前に着手を

私たちが、お得意様にご提案する『競合出店対策』の提案書の1枚目は必ず以下の言葉で始まります。

「競合店が出店すると、自店に対するお客様の目は厳しくなります。

 そういう意味でみると本当の敵(課題)は競合店ではなく自店です。

 競合店出店を契機に、危機意識を共有し全員一丸となり、自店に対するお客様の満足度(マインドシェア)をいかに上げるかが重要です。 

 具体的に”現場力(商品力・売場力・従業員力)アップ” ”会員組織力アップ”を出店前にしっかりと行い、売上傾向だけでなく士気を上向きにすることです。

 これは、競合店が出店するしないに関わらず取り組む内容とも言えます。」

競合店出店による影響を仮に10%とみた場合、出店後も同じ売上を保つ、影響をゼロにするという目標を掲げてみるとわかりますが、かなりの取り組みと時間が必要になります。

瞬間的な数字を作るのではなく、全体的な底上げを行うためには、丁寧な現状把握とそれに基づいた戦略・戦術の立案、そして実行と検証と手直しが必要になります。

私たちは、多くのお得意様の競合出店対策のお手伝いをさせていただいていますが、その経験から言えることは、「競合出店対策を出店の半年以上前から着手したお店は基礎体力がつき、成功する」ということです。

 

 

 

競合出店対策は遅くとも半年前に着手を

競合対策マスタープラン

数多くの経験や知見をもとに、私たちは、『競合対策マスタープラン』というフレームを作り上げました。

その土台になっているのは、『ランチェスター戦略』の”弱者の戦略”と『孫子の兵法』です。

『孫子の兵法』については、以下の文章を用いています。

「彼を知り己を知らば、百戦殆うからず。彼を知らずして己を知らば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆う。」

 

(敵と味方の情勢を知ってその優劣短所を把握していれば、たとえ百回戦ったとしても敗れることはない。

 相手と自分の長所短所を見極めて事を処すれば、どのような場合でも失敗することはない。)

 

「彼を知り己を知らば、勝、乃ち殆うからず。地を知り天を知らば、勝、乃ち全うす可し。」

(敵の状況や動きを知り、自軍の実態を把握していれば、勝利に揺るぎがない。

 その上に、地理や地形、土地の風土などの影響を知り、天界の運行や気象条件が戦いに与える影響を知っていれば、勝利を完全なものにできる。)

 

彼は、競合。己は、自店。地は、市場や顧客。天は、環境や時流です。

いわゆる3C分析だと、”彼” ”己” ”地” までですが、”天”というフレームが本当にしっくりきたので、競合対策マスタープランには用いました。

まさに、このコロナ禍で立案する競合出店対策の企画は、今までどおりには組み立てられないものになっています。

 

 

 

競合対策マスタープラン

競合対策を動かす2つのエンジン

『競合対策マスタープラン』には、「彼」「己」「地」「天」というフレームに加え、あと2つ大切なエンジンを加えました。

「数字」「熱意」です。

「数字」とは、目標であり、結果であり、冷静に具体策を引き出すもの。

「熱意」とは、危機感を共有し、全員が一丸となって生まれるもの。

特に、「熱意」が現場から自然と湧き上がるような状況になったお店ほど、その「熱意」はお客様に伝わり、お店を応援してくれるようになります。

私たちも、2つの大切なエンジンをフル回転させ、『競合対策マスタープラン』を土台に、商圏、競合、店舗の状況などを加味したそのお店オリジナルの『アクションプラン』に落とし込み、そのサポートさせていただいています。

 

競合対策を動かす2つのエンジン

Contact

お問い合わせ

03-3214-5211営業時間:平⽇10:00〜18:00