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【GSニュース529号】誕生日・記念日 お祝いの実態~ご馳走メニューを深堀り!~

「ハレの日」や「帰省割合が高まる連休」などの「イベント」に関連して、品揃えを見直したり客数アップのための施策を実施したりすることは、スーパーの売上を作る上で欠かすことができません。

 

 しかし、一年のうちで最も多くあるのはカレンダー的にはイベントではない「平時」です。スーパーが日々の売上とお客様の満足度をアップさせるため、今号では「誕生日・記念日のお祝い」に注目しました。「毎日が誰かの記念日」ということで、平時にも誕生日や記念日に関連したご馳走メニューの需要があるのではないでしょうか。こうした仮説を基に、「お祝い実態」と「ご馳走メニュー需要(寿司/焼肉)」を深堀りします。イベント時と平時併せて売上を作っていくためのヒントとして、お役立ていただければ幸いです。

誕生日・記念日 お祝いの実態

「誕生日祝い」実施割合は8割以上、お祝い相手は「子供・孫」や「配偶者」が多いようです。自分以外の相手に対しては「プレゼント」で祝う割合が7割、自分に対しては「食事」で祝う割合が高まります。その他の「個人的なお祝い」の実施率は約7割です。「入学/卒業祝い」や「出産祝い」など「子供・孫」に関するお祝いをする方が多いようです。

 

 「誕生日」や「個人的な記念日」などのお祝いは実施率が高く、「食事」でお祝いされる傾向があることも示唆されました。平時から「ご馳走メニュー」に関する品揃えを万全にしておくことによって、日々積み重ねる売上の底上げに繋がり、総合的な売上アップを見込めるのではないでしょうか。

誕生日・記念日 お祝いの実態

ご馳走メニューを深堀り

 お祝いに関連して、ご馳走メニューとして召し上がる方が多い「寿司」と「焼肉」について深堀します。

 

 「寿司」は「外食」が7割、「出来合い・テイクアウト」品を召し上がる方が6割という結果でした。その購入先は8割が「スーパー」ですが、30代以下は他の年代より購入割合が低い点が気になるポイントです。一方「焼肉」は「外食」が約7割で、 「外食以外」の方法で召し上がる方は5割です。

 

 平時からご馳走メニューの品揃えが整っていると、イベント時のお買い物の際に「このお店はいつでも万全だから大丈夫」と足を運んでもらいやすくなるかもしれません。日々品揃えの充実やお客様の満足度アップを意識し続けることが、平時とイベント時両方で売上を作っていく上で大切なことだと言えそうです。

 

※ アンケート全詳細は、添付PDFよりご覧いただけます。

ご馳走メニューを深堀り

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